実業家・田中剛さんは、不動産再生を柱とする企業「レーサム」の創業者として知られています。
長年にわたり不動産業界の第一線で活躍し、企業を上場にまで導いた実力者です。
しかし近年は思いもよらぬ報道で注目を集める存在に。
本記事では、田中剛さんの経歴をまとめていきます。
田中剛のプロフィール!
氏名 | 田中 剛(たなか つよし) |
生年月日 | 1965年5月12日 |
出身地 | 北海道 |
最終学歴 | 日本大学理工学部(中退) |
職業 | 元レーサム代表取締役・実業家 |
田中剛の経歴!

田中剛さんは1992年、27歳の時に「株式会社レーサム」(旧レーサムリサーチ)を設立。
当初は小規模な事業からスタートしましたが、「不動産の再生・活用」という新しい視点での事業展開が注目され、企業は急成長を遂げます。
2001年にはJASDAQ上場を果たし、企業の時価総額は1,000億円規模に。
2018年には会長職に就任し、2021年には健康上の理由で経営から退くことになります。
- 1992年:レーサム設立
- 2001年:JASDAQ市場に上場
- 2018年:代表取締役会長に就任
- 2021年:取締役会長を退任
田中剛の資産は100億円超え!?

田中さんの資産については、正確な金額は公表されていません。
しかし、創業者としてレーサムの株を長く保有し続けたことや、ゴルフ場などの関連ビジネスにも携わっていたことから、業界内では「資産は100億円を超える」とも言われています。
- 上場企業の創業者として株を大量保有していた
- ゴルフ場運営など不動産以外の事業も展開
- 企業の時価総額がピーク時1,000億円以上だった
*現在、田中さんはレーサムの株を保有しておらず、会社経営にも無関係です。
(2025年5月の公式発表より)

田中剛は不動産再生のカリスマ?!

田中さんは単なる不動産売買ではなく、「再生」というキーワードに注力しました。
築年数の古い建物や低稼働物件を、用途変更やリノベーションによって新たな価値ある資産へと再生する手法は、業界内でも注目を集めました。
また、以下のような社会的視点を持った事業にも力を入れていたとされます。
- 空きビルに保育所を誘致
- 歴史的建築物の再活用
- 地域に根差した街づくり支援
「不動産を通じて社会を変える」という熱い思いが、彼の事業理念に表れていました。
田中剛の最近のトラブル
田中剛さんは、2024年以降、いくつかの重大な報道により再び話題の中心となっています。
- 2024年8月:20代女性に対する不同意性交等致傷容疑で刑事告訴を受理
- 2025年5月:東京都内のホテルで覚醒剤とコカインを所持していた疑いで逮捕
これらの報道は大きな波紋を呼び、ネット上では事業実績とのギャップに驚きの声も上がっています。
*こうした報道を受け、株式会社レーサムは公式に「田中剛氏とは現在一切関係がない」との立場を表明しています。
まとめ
田中剛氏は、若くして起業し企業を上場させた実力者です。
不動産再生の先駆者としての評価も高く、一時は「不動産業界の革命児」とまで呼ばれていました。
しかし近年の報道により、そのイメージには大きな陰りが差しています。
彼のこれまでの功績と現在の問題行動には大きなギャップがあり、社会的な関心は今後もしばらく続くことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。