はじめに
FP2級に合格し、次のステップとしてAFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格の取得を目指す方に向け、AFPになるための具体的なステップをわかりやすく解説します。AFP資格はFPとしての知識と実務能力をさらに深めるために有用です。
AFP資格とは?FP2級との違い
FP2級とAFP資格の違い
FP2級が日本FP協会と金融財政事情研究会が実施する国家資格であるのに対し、AFPは日本FP協会が認定する民間資格です。AFP資格を取得することで、実践的なファイナンシャルプランニングスキルがさらに求められます。
AFP資格を取得するメリット
AFP資格を持つことで、クライアントに対する提案力がアップし、顧客からの信頼性が向上します。CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)資格の受験資格も得られるため、FPとしてのキャリアをさらに進めたい方にもメリットが大きいです。
AFP取得のための具体的なステップ
ステップ1|FP2級に合格する
AFP資格取得の第一条件はFP2級に合格していることです。すでにFP2級を取得している場合、この要件はクリアです。
ステップ2|AFP認定研修を受講する
- AFP認定研修とは?
AFP認定研修は、日本FP協会が指定する研修で、FP2級で学んだ知識をさらに実務に活かせるようにする内容です。基礎から実践まで学べるカリキュラムが用意されており、受講修了がAFP資格の取得要件となります。 - 受講方法
通信講座や通学講座があり、自分のライフスタイルに合った方法で受講可能です。主要な研修機関は、ユーキャンやTACなどがあり、それぞれのコース内容や費用、受講期間を比較して選びましょう。
ステップ3|提案書を作成・提出する
- 提案書とは?
提案書は、ファイナンシャルプランニングの実務に沿って、仮想のクライアントに対する提案を行うレポートです。研修の中で提案書の書き方が指導されるため、それに沿って作成しましょう。 - 提出方法と注意点
提案書を日本FP協会へ提出し、審査に通ることがAFP資格取得の条件です。提案内容に誤りがないか、また計算や説明が正確かを確認しながら丁寧に作成することがポイントです。
ステップ4|AFP資格の申請を行う
- 申請手続き
提案書の審査に合格したら、AFP資格の申請が可能になります。日本FP協会の指定する申請書類に必要事項を記入し、必要書類と申請料を合わせて協会に提出します。 - 会費の支払い
AFP資格を保持するためには、年会費が必要です。年会費を支払うことで、FP協会からの情報提供や資格の更新が受けられます。
AFP取得後のキャリアと次の目標
- AFP資格取得後の仕事の幅
AFP資格を取得することで、資産運用や保険、税務相談など、クライアントに対するサポートの幅が広がります。また、AFPを取得したことで「FP業務」に対するスキルアップと実践力が備わります。 - 次の目標:CFP資格の取得
さらに専門性を高めるために、AFPの次のステップであるCFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)資格の取得を目指すこともおすすめです。CFPは国際的な資格で、より高度な知識が求められるため、FPとしてのキャリアをさらに進展させることが可能です。
まとめ|AFP取得を目指して一歩ずつ進めよう
AFP資格はFPとしての知識をより実務的に活かすための資格であり、次のステップであるCFPへの道も開けます。FP2級を取得した今、ぜひAFP資格取得を目指して、新たなキャリアを切り開きましょう!
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