連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを演じ、一躍国民的女優となった趣里さん。
繊細な表現力と芯のある演技が魅力的ですが、その背景にはどのような学生時代があったのでしょうか?
今回は趣里さんの学歴を見ていきましょう!
趣里の学歴!

趣里さんの学歴をまとめるとこのようになります。
- 小学校:桐朋小学校(推定)
- 中学校:桐朋女子中学校
- 高校:Arts Educational Schools(イギリス・ロンドン)
- 大学:明治学院大学 文学部芸術学科(中退)
それでは、一つずつ見ていきましょう。
趣里の小学校はどこ?

趣里さんの出身小学校は、桐朋小学校が有力とされています。
中学も桐朋学園系列に通っていたことから、小学校も系列校である可能性が高いとみられています。
また、趣里さんは4歳からクラシックバレエを始め、小学生のうちに『くるみ割り人形』のクララ役を演じるなど、本格的にバレリーナを目指していたそうです。
幼少期から芸術と向き合う環境に身を置いていたことがうかがえます。
趣里の中学校はどこ?

中学校は、東京都調布市にある桐朋女子中学校に通っていたとされています。

難関私立で、音楽や芸術に力を入れていることで知られています。
芸能界にも多くの卒業生を輩出している名門校であり、感性や表現力を伸ばすにはぴったりの環境です。
中学時代も趣里さんはクラシックバレエを最優先にし、部活動には参加せず、バレエ漬けの日々を送っていたそうです。
趣里の高校はどこ?

中学卒業後は、イギリス・ロンドンにある舞台芸術の名門校Arts Educational Schools Londonに留学。

寮生活をしながら、クラシックバレエに打ち込んでいました。
しかし、18歳のときにアキレス腱を断裂し、さらに足首も剥離骨折という大怪我を負ってしまいます。
そのケガが原因で、長年夢見ていたプロバレリーナの道を断念。
帰国後は、文部科学省の「高等学校卒業程度認定試験(旧・大検)」に合格し、大学進学への準備を進めました。
趣里の大学はどこ?

その後、趣里さんは明治学院大学文学部芸術学科に進学しました。

芸術学科は演劇や映像、音楽など幅広い芸術表現を学べる学部で、表現者を目指す学生たちにも人気があります。
しかし、大学での学びと並行して「もう一度、自分の表現を突き詰めたい」という思いが強くなり、演技の道に本格的に進むことを決意。
大学を中退し、俳優養成所に通いながら、地道に演技の基礎から積み上げていきました。
そして2011年、21歳のときにTBS系ドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で女優デビュー。
父・水谷豊さんの影響が色濃く見える役者人生かと思われがちですが、趣里さんはオーディションを受けて自力で役を勝ち取り、独自のキャリアを歩み始めます。
以降もさまざまなドラマや映画でキャリアを重ね、
- 2016年:NHK『とと姉ちゃん』で注目度が上昇
- 2017年:『リバース』『ブラックペアン』での存在感ある演技が話題に
- 2018年:映画『生きてるだけで、愛。』で初主演。繊細かつ破壊的な演技が高く評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞
- 2023〜2024年:NHK朝ドラ『ブギウギ』で主演に抜擢。国民的女優としての地位を確立
と、確実にステップアップを重ねています。


女優としてのキャリアは決して順風満帆だったわけではなく、インディーズ映画や小劇場の舞台出演など、地道な努力と積み重ねの上に成り立っています。
大学中退という選択も、決して逃げではなく、本気で演技と向き合うための決意だったことが、その後の活躍からも伝わってきます。
まとめ

趣里さんは、桐朋学園でのびのびと感性を育み、イギリス留学で本格的な芸術教育を受け、そこから女優という道へ進んでいきました。
華やかな経歴の裏には、数々の挑戦や挫折、そして努力があったことがうかがえます。
今後の活躍にもますます期待が高まりますね。